仕事紹介

教育・研究支援系技術

[ 試験区分 ]
電気/機械/土木/建築/化学/物理/電子・情報/資源工学/農学/林学/生物・生命科学
こんな仕事
大学等の研究施設において、それぞれの専門知識を活かして、技術面から教育研究をサポートする業務です。
大学等の多種多様な研究活動に応じて、その業務は専門的かつ多彩なものとなります。
業務内容
  • 機械・機器・装置等の設計、製作、運用、整備
  • 機械操作方法等の技術指導、安全作業指導
  • 公開講座・出前講座等の地域貢献活動
  • 適切な作業環境の保持  など

Voice of Staff先輩職員インタビュー

ヒトとモノを技術で支え、豊かな創造性で未来を育む。
福島工業高等専門学校
モノづくり教育研究支援センター 
広域系プラクティス
鈴木 摩耶 (平成28年4月採用)
SUZUKI Maya
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学生を育てることで自分自身のスキルも磨かれ、共に成長できる職場です。教育機関での人材育成の一端を担う技術職員をぜひ目指してみませんか?
国立大学法人等職員を志望した理由は何ですか?
母校の福島高専在学中に、実際に技術職員の方々が実験・実習授業を支援する姿を拝見し、将来「技術職員」として働きたいと思うようになりました。高専専攻科を修了し、約6年間長野県の民間企業で土木の実務経験を積んだ後、地元福島に戻り、社会経験や専門技術も活かしつつ、憧れであった本職に就く機会を得ました。
現在の業務内容について教えてください。
実験・実習授業で使用する機器の管理や試薬等の準備を主軸に、学生・教職員問わず技術的サポートを行っています。教育研究のための装置製作や材料の加工依頼などを受けることもあります。また、学校イベントである体験入学や文化祭、公開講座や出前授業等の地域貢献活動に関する技術相談・準備支援なども業務の一つです。
仕事をしていて楽しい!うれしい!と思う瞬間は何ですか?
学生や教員が求めるニーズを的確に捉えて技術や発想を形にすることで「すごい!」や「ありがとう!」など、技術に対して驚きや感謝の言葉を頂いた時が最もやりがいを感じる瞬間です。モノづくりの楽しさや専門技術の魅力を多くの方々に伝えながら、多方面から頼られる存在となることが技術職員の役割であり醍醐味です。
働く前とのギャップや働く中で気づいたことを教えてください。
教員と同様に、技術職員も自身の研究にチャレンジすることができます。担当する業務の合間を縫って技術支援のための教材開発の研究などを進めています。また、研修や学会に参加して新技術を学んだり、他の高専や大学と研究に関する意見交換を行うなど、新たな発想や発見を求めて自己研鑽に励める環境があります。
職場の雰囲気について教えてください。
専門学科内の実験室や作業場を行き来したり、教員との打合せや若さと勢いに満ち溢れた学生への対応を行う、動きと対話のある賑やかな職場です。職員個人ごとに専門分野内の担当業務に携わることが中心ですが、時には技術的な視野を広げ、多様な業務にも対応できるように他分野の技術職員と連携して業務を進める場合もあります。

Schedule:私の1日

  • 8:30

    業務内容の確認

    担当授業の有無やメールをチェックして一日のスケジュールを把握します。

  • 10:00

    担当授業の準備

    午後の実験・実習授業で使用する機材や試料を準備・確認します。

  • 12:00

    昼休憩

    他分野の技術職員と食事や世間話をしたり、大好きなお菓子やフルーツを食べて気分転換します。

  • 13:00

    実験・実習授業

    授業が円滑に進むように指導教員や学生のサポートを行います。

  • 16:00

    随時業務

    授業がない時間帯は学生や教員に依頼された材料加工や自身の研究開発を進めます。

  • 17:00

    退勤

    夫婦で映画を観たり趣味の登山のためにボルダリングジムに行くこともあります。